top of page

​ー歯ぎしりー

​原因

         

歯ぎしりの原因のほとんどはストレスだと言われています。
私たちは、寝ているとき無意識に歯を食いしばることで、不安や憂うつな気持ちを解消しているようです。
つまり、歯ぎしりをすることでストレスを解消しているのですが、
歯にダメージを与えるほどの過度な歯ぎしりは当然改善すべきです。

1.ストレス

         

かみ合わせが悪い人は歯ぎしりが起こりやすいと言われています。
噛み合わせたときに、特定の歯だけが強く接触していたり、
詰め物・被せ物が高過ぎてぶつかっていたりすると歯ぎしりの原因となることがあります。

​2.はぎしり

         

因果関係は明確になっていませんが、お酒やタバコが原因で歯ぎしりが起こるという説もあります。
アルコールやニコチンの摂取は、歯ぎしりの症状を悪化させるリスクがあると言われています。

3.飲酒・喫煙

ーいびきー

いびきの主な原因は、空気の通り道である「上気道」が何らかの原因で狭くなることにあります。狭いところを空気が通ろうとすると空気抵抗が大きくなり、呼吸をしたときに粘膜が振動して音が生じます。この振動音が、「いびき」です。


トランペットなどの管楽器の音が出るメカニズムとほぼ同じです。

上気道を狭めてしまうことには、寝ているときの姿勢が大きく関係します。
椅子に座って体を起こした状態でウトウトしているときにいびきをかく人は少ないのですが、体を仰向けにして寝ると、重力によって軟口蓋や舌の付根といった上気道の周りにある組織が喉の奥に落ち込み、自然と上気道が狭められやすくなります。


寝ているときは体がリラックスして舌や咽頭周りの筋肉も緩んだ状態になっているため、より上気道が塞がれやすくなるのです。

    


睡眠時無呼吸症候群で一番多いこの疾患は実は歯科と大きくかかわっています。
OSASとは横隔膜や胸郭は正常に機能しているにもかかわらず、上気道が閉塞していることで睡眠時に呼吸が止まってしまう、もしくはいびきをしてしまう病気で
睡眠中に十分に酸素を供給できないことで日中の過眠、作業能率の低下、鬱症状などが生じてしまいまい、
また身体自身も酸素が供給されないことで高血圧や虚血性心疾患などの重篤な病気のリスクとなってしまいます。

この疾患は40代以上の男性に多く、過度の肥満により物理的な咽頭の圧迫が原因となる場合が多いのですが
顎が小さい女性や骨格的な開咬のかたもそもそもの咽頭のスペースが小さく上気道が閉鎖されてしまう場合もあります。

治療法
内科的治療としては
1.体重減少2.経鼻的持続陽圧呼吸3.薬物療法

耳鼻咽喉科的治療としては
1.アデノイド、扁桃摘出
2.口蓋垂・軟口蓋・咽頭形成術(UPPP、LAUP)

歯科的治療としては
1.下顎前方移動型スプリント
2.舌保持器具
3.矯正により上気道を広げる

などの方法があります。

ー閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAHS)ー

bottom of page